コロナ禍において、生活様式が変わった。また、AIや通信技術の発達によって働き方も変わった。
そんな中で働きながら思うことは【コミュニケーションの重要性】を最近は特に考えている。
まずは、対面でのコミュニケーションからwebでのコミュニケーションが増えた昨今では、感情面が伝わらない問題が起こっている。
文章(メールやチャット)では相手の表情や声のトーンがわからず、感情面が把握できないので冷たい印象を与えてしまう。
メールは感情30%増量でちょうどいい
「伝え方が9割」という本ではこのように書かれている。
例えば下のような文章だと受け取り方が違うのではないか?
- 今週中に資料を提出してください。
- 今週中に資料を提出してください!
文の最後を。から!に変えただけで他は全く一緒だが受け取る印象が変わる。
対面で会う機会が減った中で文章だけのコミュニケーションが多くなり、上記のようにデジタル文章の与える感情がなく冷たい感じをみんな理解しないといけない。
なぜこのようなことが起こるのか?「メラビアンの法則」というものを聞いたことあるだろうか?
人は相手の表情やしぐさ、声のトーンや大きさなどから印象が決まるというものである。
メラビアンの法則
- 視覚情報(見た目・表情・ジェスチャー等)・・・55%
- 聴覚情報(声のトーン・大きさ・口調等)・・・38%
- 言語情報(言葉の意味・内容)・・・7%
このように視覚と聴覚の情報で90%以上も印象を相手に与えているのである。
話をwebでのコミュニケーションに当てはめるとどうだろうか?わずか7%しか印象を与えることができない言語情報のみでコミュニケーションを取らないといけないという難しさがわかるはずである。
今までは対面(リアル)でのコミュニケーションの補完として、webコミュニケーションを行ってきたので、そこまで気をつけていなくても齟齬が少なかったかもしれない。
しかし、今となってはリアルとwebの比率が逆転している人もいるのではないだろうか?
そんな中で、今まで通り意識せず、コミュニケーションを取っていることが、現状のコミュニケーションの齟齬や低減につながっているのではないだろうか?
今後はwebでのコミュニケーションについてもっと学び、意識をしないといけないのではないかと思う。