オーストラリアの悪道”ニック・キリオス”。
キリオスといえば2012年のスーパージュニアで内田海智選手と決勝を戦っていました。
ジュニア時代から強かったのですが、ビッグ3に勝てる実力があるのにも関わらず、メンタルのアップダウンが激しい選手です。
アンダーサーブや股抜きなど、観客を魅了するプレーも多く好きな選手な一人です。
シングルスで自己最高13位ですが、現在は122位と大きく順位を落としています。
ヨネックスを使っているところも応援したいポイントの一つですね。
キリオスはダブルスに専念するべきでは?
お騒がせ男のキリオスですが、個人的にはダブルスに専念するべきでは?と思っています。
今年のオーストラリアンオープンでは、同じオーストラリアのコキナキスと組んで見事グランドスラムを優勝しました。
レーバーカップではアメリカのソックと組んでおり、ダブルスうまって思っていましたが、まさかグランドスラムで優勝するとは思いませんでした。
また、シングルスでは準優勝者であるメドベージェフに負けました。
スコアは6-7、4-6、6-4、2-6。
メドベージェフがめちゃくちゃ強いのですがキリオスが競り勝つイメージが湧きませんでした。
多分トップ10入りするのは相当厳しいのでは、という力の差を感じました。
そして怪我も多いので安定してランキングをキープすることが難しくなっています。
完全に迷惑ノーシードです(笑)
ダブルスに専念した方がいいと思う理由①サーブが強い
キリオスがダブルスに専念した方がいいと思う理由の1つが”サーブが強い”ということ。
ダブルスはシングルスよりもサーブ力が勝負を左右します。
それは前衛がいるからです。
リターンがチャンスボールになってしまうので、サーブ力は重要となります。
キリオスは193cmという体格を生かし、かなり早いサービスを武器としています。
クイック気味に打つのでコースも読まれにくく、セカンドサーブもかなりうまいです。
ダブルスに専念した方がいいと思う理由②タッチセンス抜群
キリオスはパワーがすごいと思われがちですが、実はかなりタッチセンスがあります。
天才的なタッチセンスで柔らかいプレーをする場面も多々見受けられます。
もちろんボレーも超うまい。
ダブルスに専念した方がいいと思う理由②メンタル
キリオスは才能に溢れており、トップになれる素質はあると思います。
しかし、メンタルのアップダウンが激しく、しばしば問題行動を起こしてしまいます。
メンタル的にペアがいた方が集中できると思います。
ATPカップやレーバーカップなどの団体戦では無気力な試合はしません。
団体戦やダブルスなどチームで戦う方が、いいメンタリティでプレーができています。
まとめ
個人的にはキリオスが大好きです。
キャラ含めセンスのあるプレーで華があります。
昨年の9月には引退をほのめかすコメントをしています。
「証明するものも何もない」26歳のキリオスが、そう遠くない“引退”を示唆「嘘をつくつもりはない」<SMASH>
もっと活躍してほしいという思いを込めて、ダブルスに転向してほしいなという願望でした。