どうも@akirasiraです。
4月から楽天モバイルアンリミットを使っています。
楽天モバイルは楽天ユーザーにとっては利用料金も安く、ポイントも貯まるので、毎月の固定費を抑えることができておすすめです。
また楽天リンクを使うことで、国内の通話が無料になります。
価格の面では3大キャリアと比べて優位性があると言えるでしょう。
しかしまだまだ課題があります。
その1つが「サービスエリアの拡大」です。
つい先日も楽天サービスエリアの拡大が発表されています。
楽天は2021年夏には人口カバー率96%を達成するという目標を掲げていました。
しかしその計画が後ろ倒しになります。
半導体不足で計画を修正
現在、楽天モバイルのサイト上では”2021年内に人口カバー率96%へ拡大予定”という文言に書き換えられています。
また、”世界的な半導体不足等による基地局設備への影響等で、変更となる場合があります”との注意書きも。
ではこの世界的な半導体不足はいつまで続くのでしょうか。
半導体は産業の”コメ”
半導体の需給が昨年の秋ごろから急激にひっ迫しはじめました。
その背景には、需要の増加と新型コロナウルスの拡大があります。
また、アメリカによる中国への経済制裁も影響しています。
いつごろ半導体不足は解消されるのか?
残念ながらこの状況は、半年から1年と長引きそうです。
半導体市況は2018年は好況でした。
しかし2019年から不調に転じたため、半導体を制作している各メーカーは設備投資をおこないませんでした。
このため昨年の後半ごろから半導体の需要が増えた際も、設備投資をして生産を増やしませんでした。
カバー率と同時にプラチナバンドの獲得も急務
基地局をつくり、自社の電波で日本全国をカバーするということは必須です。
しかし、もう一つの問題である”周波数帯”の問題も合わせて解決しなければ、繋がりやすくはなりません。
今割り当てられている周波数帯では、3大キャリアが持っている”プラチナバンド”よりも屋内や建物の裏側に届きにくいのです。
2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料より(詳しくはコチラ)
なんと楽天の電波の周波数は3大キャリアの持つプラチナバンドの1/10の透過量なのです。
これではいくら基地局を作ってもどこでもつながるサービスには程遠いでしょう。
実際に”海浜幕張駅”のオフィスビル郡の中で圏外になることもしばしばです。
海浜幕張のビルの谷間で電波が届かない楽天モバイル。
こりゃだめだ、、、#楽天モバイル pic.twitter.com/2vUsmycJQ0— あきらしら@ブログ毎日更新120日突破 (@akirasira_com) July 14, 2021
まとめ
世界的な半導体不足等の影響はまだしばらく続きそうです。
そのため、楽天が掲げている21年内に人口カバー率96%という目標も再度後ろ倒しになる可能性があるでしょう。
合わせて、プラチナバンドの獲得をしなければ、3大キャリアに勝てるサービスとはならないでしょう。
楽天経済圏で生活している楽天ユーザーとしては、この2つの電波の問題を解決してほしいです。
それでは!