どうも@akirasiraです。
4月から楽天モバイルアンリミットを使っています。
楽天モバイルは楽天ユーザーにとっては利用料金も安く、ポイントも貯まるという特典があり、毎月の固定費を抑えることができておすすめです。
また楽天リンクを使うことで、国内の通話が無料になります。
iPhoneで着信ができない不具合も解消され、一つ不安が減りました。
しかしまだ課題があります。その1つが「サービスエリアの拡大」です。
人口カバー率96%の達成を4年前倒しをするスピードで”サービスエリアの拡大”に力を入れていました。
2月14日楽天サービスエリアを更新
2月14日に楽天サービスエリアを更新しました。
今回は52の市町村が追加されました。
更新されたエリアは楽天のサイトから確認ができます。
”現在””2022年3月末””2022年5月以降”のサービスエリアをみることができます。
ぱっと見た日本地図では、主要都市部はほぼ網羅されているように見えます。
白いところは山岳地帯が多いようです。
楽天モバイルは2つのエリアがある
楽天モバイルには2つのエリアがあります。
①楽天回線エリア
②パートナー回線エリア
この2つのエリアが自動で切り替わることで、日本中どこでも繋がります。
しかし、通信データ容量の無制限等は楽天回線エリアだけなので注意が必要です。
ご自身の住んでいる地区が楽天回線エリアの対象となっているかをチェックしましょう。
楽天回線エリア
楽天回線エリアは今まさに楽天が基地局を作り広げているエリアのことです。
この楽天回線エリア内でのみデータ容量無制限です。
順次広がっているようです。
パートナー回線エリア
楽天回線エリア以外はこのパートナー回線エリアに入ります。
これはauの基地局の電波を利用しているエリアのことです。
パートナー回線エリアは順次終了され、楽天回線エリアに切り替わっていきます。
楽天回線がまだ利用できない地域は、このパートナー回線に切り替わることによって日本全国をカバーしているのです。
しかし、このパートナー回線エリアでのデータ容量には5GBという制限があります。
容量制限が近くなるとメールが来ます。
ぼくは住まいも、仕事場も千葉市内なのですが、普通に使っていてもデータ残量のお知らせがきてびっくりしました。
ちなみに千葉市は完全に”楽天回線エリア”です。
今いるのはどのエリアかはアプリから
今いる場所がどっちのエリアでつながっているかは、my楽天モバイルアプリから確認することができます。
楽天回線エリアでもパートナー回線につながる
楽天回線エリアに入っているからといって、全て楽天回線につながるということではありません。
千葉市はほぼ楽天回線エリアですが、今月は合計で約6GB使っており、そのうちの4.7GBがパートナー回線につながっていました。
つまり約8割の時間、パートナー回線になっているということですね。
これは電波状況によって、楽天回線エリア内でもパートナー回線を利用した通信に切り替わるそうです。
楽天回線エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によってパートナー回線を利用する通信となる場合があります。
楽天回線エリア内でもパートナー回線に繋がる原因は”プラチナバンド”
楽天モバイルの弱点の一つに”プラチナバンドを持っていない”ということが挙げられます。
プラチナバンドとは、電波の周波数帯のことで、透過性に優れています。
つまり、室内やビル街などのでもつながりやすい電波のことです。
楽天はプラチナバンドを持っておらず、楽天が持っている電波の周波数帯とプラチナバンドでは透過量に10倍もの差があるのです。
2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料です。(詳しくはコチラ)
プラチナバンドだと建物をすり抜けて電波が届くようですが、楽天の電波の周波数帯では障害物に遮断されてしまいます。
現在プラチナバンドは3大キャリアに握られています。
このことに対し楽天が総務省にプラチナバンド帯の再割当てを要望しています。
3大キャリアは今までの設備投資などを理由に猛反対していますが・・・
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【楽天モバイル】総務省へプラチナバンド再割り当てを要求
どうも@akirasiraです。 楽天モバイルを4月から使っています。 楽天ユーザーであればポイントも貯まるし、貯まったポイントも使えるし、何より安いという魅力があります。 しかし、使っ ...
このように楽天が持っている電波の周波数帯では、建物内やビル街にはとても弱いという特徴があります。
楽天回線のエリアがいくら広がろうと、電波の周波数帯に弱点があるのでつながらない場所ができてしまい、結果パートナー回線に繋がってしまうのです。
まとめ
順次楽天回線エリアも拡大され、最終的には自社の通信網で日本全国をカバーを目標としています。
価格やサービス、楽天ポイントがユーザーには評価されていますが、通信品質の面での評価が3大キャリアに負けています。
生活インフラとして、3大キャリアに見劣りしない通信品質を提供することが必須でしょう。
通信品質については対応エリアの拡大よりも、プラチナバンドを持っていないことがかなり大きい問題です。
5G 回線エリアの拡大と合わせて、なんとかプラチナバンドの再割当てを実現させてほしいものです。