どうも@akirasiraです。
昨年4月から楽天モバイルアンリミットを使っています。
楽天モバイルは楽天ユーザーにとっては利用料金も安く、ポイントも貯まるという特典があり、毎月の固定費を抑えることができておすすめです。
また楽天リンクを使うことで、国内の通話が無料になります。
iPhoneで着信ができない不具合も解消され、一つ不安が減りました。
しかしまだ課題があります。その1つが「サービスエリアの拡大」です。
人口カバー率96%の達成を4年前倒しをするスピードで”サービスエリアの拡大”に力を入れていました。
また、毎月のように楽天回線エリアも拡大しております。
人口カバー率だけでは解決できない問題
楽天回線エリアが96%を達成し、日々エリア拡大をしています。
しかし、それだけでは電波問題を解決することはできません。
3大キャリアと一番大きな違いは”プラチナバンド”を持っていないということです。
楽天回線エリア内でもパートナー回線に繋がってしまう
楽天モバイルの弱点の一つに”プラチナバンドを持っていない”ということが挙げられます。
プラチナバンドとは、電波の周波数帯のことで、透過性に優れています。
つまり、室内やビル街などのでもつながりやすい電波のことです。
楽天はプラチナバンドを持っておらず、楽天が持っている電波の周波数帯とプラチナバンドでは透過量に10倍もの差があるのです。
2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料です。(詳しくはコチラ)
プラチナバンドだと建物をすり抜けて電波が届くようですが、楽天の電波の周波数帯では障害物に遮断されてしまいます。
現在プラチナバンドは3大キャリアに握られています。
このことに対し楽天が総務省にプラチナバンド帯の再割当てを要望しています。
3大キャリアは今までの設備投資などを理由に猛反対していますが・・・
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【楽天モバイル】総務省へプラチナバンド再割り当てを要求
どうも@akirasiraです。 楽天モバイルを4月から使っています。 楽天ユーザーであればポイントも貯まるし、貯まったポイントも使えるし、何より安いという魅力があります。 しかし、使っ ...
このように楽天が持っている電波の周波数帯では、建物内やビル街にはとても弱いという特徴があります。
楽天回線のエリアがいくら広がろうと、電波の周波数帯に弱点があるのでつながらない場所ができてしまい、結果パートナー回線に繋がってしまうのです。
楽天回線エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によってパートナー回線を利用する通信となる場合があります。
もちろん楽天モバイルとしても電波の再割り当てを訴えていますが、電波オークションになると3大キャリアの圧倒的な資金力で勝てるとも限りません。
1社への要求も辞さず - 楽天モバイル矢澤新社長が語る、プラチナバンド獲得への本気度
PHILEWEBより
楽天モバイルは2つのエリアがある
楽天モバイルには2つのエリアがあります。
①楽天回線エリア
②パートナー回線エリア
この2つのエリアが自動で切り替わることで、日本中どこでも繋がります。
しかし、通信データ容量の無制限等は楽天回線エリアだけなので注意が必要です。
ご自身の住んでいる地区が楽天回線エリアの対象となっているかをチェックしましょう。
楽天回線エリア
楽天回線エリアは今まさに楽天が基地局を作り広げているエリアのことです。
この楽天回線エリア内でのみデータ容量無制限です。
パートナー回線エリア
楽天回線エリア以外はこのパートナー回線エリアに入ります。
これはKDDI(au)の基地局の電波を利用しているエリアのことです。
パートナー回線エリアは順次終了され、楽天回線エリアに切り替わっていきます。
楽天回線がまだ利用できない地域は、このパートナー回線に切り替わることによって日本全国をカバーしているのです。
しかし、このパートナー回線エリアでのデータ容量には5GBという制限があります。
まとめ
楽天モバイルは相当な設備投資を進めており、楽天回線エリアを拡大させています。
認定を受けた2018年当初の計画よりも約4年も前倒しでの達成をしているので、かなりの本気度が伺えます。
プラチナバンドが割り当てられるとなると、価格面で優位性のある楽天モバイルも、契約者を大きく伸ばすことができるでしょう。