どうもakirasiraです。
今回は4月から使っている『楽天モバイル』について、実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
楽天モバイルに乗り換えを検討している人にはぜひ知っておいてほしい内容となっております。
第4のキャリア”楽天モバイル”
ドコモ、au、ソフトバンクに続き、第4の通信キャリアとして楽天モバイルが参入しました。
楽天モバイルといえば、格安SIMであるMVNOとして登場しましたが、満を持してMNO、いわゆるキャリアとして登場しました。
最後発なので3大キャリアと比べ尖ったサービスや価格、そしてなにより楽天経済圏ユーザーの囲いこみで契約者数をどんどん増やしています。
対応端末も徐々に増えてきており、iPhoneも使うことができるようになりました。
iOSのアップデートに伴い楽天モバイルでiPhone6s以降のiPhoneが対応になりました。
しかし、通信網の問題や楽天リンク問題があることを念頭に変更を検討しよう。#楽天モバイル #iPhone https://t.co/L4AbHNCw1l— akirasira.com@目指せ!カッコいいおっさん (@akirasira_com) April 28, 2021
楽天としては、楽天モバイルだけで儲けるという発想ではなく、その他楽天のサービスを共通の通貨である”楽天ポイント”で囲い込むという作戦だと思います。
ここからは楽天モバイルって安いって聞くけど実際どうなの?っていうところを、4月から使っているぼくが忖度なしに書いていきたいと思います。
楽天モバイルのメリット
まずは楽天モバイルのメリットについて書いていきます。
3大キャリアと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?
1.料金が安い
ずばり一番目のメリットとしてはスマホの料金が超お得になるということです。
- 1GB/月だと0円。20GB/月でも税込3,278円 料金ページ
- 1回線目はプラン料金が3ヶ月無料
- 各種手数料が無料:契約事務手数料、契約解除料、NP転出手数料がすべて0円
- 20GB超過後はデータ容量無制限
3大キャリアと比較するとこんな感じです。
圧倒的な安さと、楽天ユーザーがお得になる仕組みがたくさんあるので、楽天経済圏で暮らしている方にとっては魅力的ですよね。
価格についてはこちらから→料金ページ
2.楽天ポイントが貯まる・使える
楽天といったら楽天ポイントです。
楽天経済圏で生活をしているならさらにお得にポイントを貯めることができます。
- 月々の支払いに楽天ポイントが使える
- 楽天市場でのポイントが、+1倍になる
- 様々なキャンペーンでポイントバックがある
今だと他社から乗り換えで20,000ポイントや初めての契約で5,000ポイントなど色々なキャンペーンがあり、基本的にはいつ契約しても何かしらのお得なキャンペーンをやっているイメージです。
楽天モバイルを利用するなら楽天カードが絶対お得です。
年会費無料、入会金無料で何も使わなくても損しないクレジットカードです。
3.国内通話料が無料
楽天リンクというアプリを経由すれば国内通話は基本無料です。
今ではLINEなど無料で通話できるアプリも多数あるので、電話自体をすることは減りましたが、ここも一つのメリットです。
通話品質も特段悪いわけでもなく、安定して通話をすることができます。
当初はかなり不安定で着信ができないなどの不具合もありましたが、ここ最近はストレスなく利用することができています。
楽天リンクの注意点
7月からiPhoneでの楽天リンクの仕様が変わりました。
どこが変わったかというと、着信とSNSが標準アプリで受けることになります。
電話をかけるときは楽天リンクアプリを使わないと通話料無料とはなりません。
ですので、かかってきた電話をかけ直すときは、楽天リンクアプリからじゃないと通話料無料になりません。
着信履歴からそのまま折返しすると通話料がかかっちゃうんです。
楽天モバイルHPより
また、海外で電話を受ける場合には注意が必要です。
着信を標準電話アプリで受けるので、従量課金の対象となってしまうので注意が必要です。
デメリット
デメリットはずばり”電波の問題”です。
ご自身の住んでいる地区や生活圏の電波状況は必ずチェックしておくことをおすすめします。
詳しくはこちら⇨楽天モバイル 通信・エリア
1.プラチナバンドを持っていない
楽天の電波は屋内やビルの谷間ではかなり弱いです。
海浜幕張のビルの谷間で電波が届かない楽天モバイル。
こりゃだめだ、、、#楽天モバイル pic.twitter.com/2vUsmycJQ0— あきらしら@ブログ毎日更新130日突破 (@akirasira_com) July 14, 2021
その理由は電波が”プラチナバンド”じゃないから。
プラチナバンドと楽天が持っている電波の周波数帯では透過量に10倍もの差があるのです。
2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料です。(詳しくはコチラ)
プラチナバンドだと建物をすり抜けて電波が届くようですが、楽天の電波の周波数帯では障害物に遮断されてしまいます。
現在プラチナバンドは3大キャリアに握られています。
このことに対し楽天が総務省にプラチナバンド帯の再割当てを要望しています。
3大キャリアは今までの設備投資などを理由に猛反対していますが・・・
今後”プラチナバンド”が割り当てられるかによって、かなり使い勝手がかわりそうですね。
※どうしても家の電波が悪いときは”Rakuten Casa”というものを契約することもできます。
2.パートナー回線エリア
楽天の回線は大きく2つです。
①楽天回線エリア
②パートナー回線エリア
ご自身の住んでいる地区がどうなっているかはチェックしましょう。
パートナー回線エリアというのは、auの基地局の電波を利用しています。
このエリアは順次終了されていき、このエリアでは高速データ通信が5GB/月となっています。
パートナー回線エリアでは、データ容量無制限ではないので注意が必要です。
追記
「my楽天モバイル」アプリがアップデートし、自分がいる場所のエリアがわかるようになりました。
自分の生活圏がどのエリアに入っているか確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
楽天経済圏の方、スマホ料金を少しでも安くしたい方には魅力的なプランがあるかと思います。
しかし、デメリットも確実にあります。(実際にぼくも困ることがあります・・)
今後もサービスはどんどん良くなっていくと思います。
日本郵政とも手を組み基地局を強化するようです。
今後の動きにも注目ですね。
正直なところ、ユーザーとしては価格設定に魅力を感じており、このまま使いたいと思っています。
しかし、電波の問題はとても深刻です。なんせ屋内にめっぽう弱い。
なんとか改善して、3大キャリアの寡占を破り、適正な競争環境にしてほしいですね。
それではまた。