どうも@akirasiraです。
4月から楽天モバイルアンリミットを使っています。
楽天モバイルは楽天ユーザーにとっては利用料金も安く、ポイントも貯まるという特典があり、毎月の固定費を抑えることができておすすめです。
また楽天リンクを使うことで、国内の通話が無料になります。
しかしまだまだ課題があります。その1つが「サービスエリアの拡大」です。
楽天回線エリアは拡大しているけど
楽天モバイルには2つの回線エリアがあります。
この2つのエリアが自動で切り替わることで、日本中どこでも繋がります。
しかし、通信データ容量の無制限等は楽天回線エリアだけなので注意が必要です。
楽天回線エリア
楽天回線エリアは今まさに楽天が基地局を作り広げているエリアのことです。
この楽天回線エリア内でのみデータ容量無制限です。
パートナー回線エリア
楽天回線エリア以外はこのパートナー回線エリアに入ります。
楽天回線エリアでもパートナー回線につながることがある
ここで注意しないといけないことは、楽天回線エリアに入っていると全て楽天回線につながるということではなく、楽天回線エリアでもパートナー回線に繋がることが多々あるということです。
千葉市はほぼ楽天回線エリアですが、今月は合計で約6GB使っており、そのうちの4.7GBがパートナー回線につながっていました。
つまり約8割の時間、パートナー回線になっているということですね。
これは電波状況によって、楽天回線エリア内でもパートナー回線を利用した通信に切り替わることが原因です。
楽天回線エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によってパートナー回線を利用する通信となる場合があります。
楽天モバイル最大の弱点は”プラチナバンド”
ではなぜ楽天回線エリアにいてもパートナー回線につながるのでしょうか。
それは楽天モバイルの弱点である”プラチナバンドを持っていない”ということが大きな要因です。
プラチナバンドとは楽天が持っている電波の周波数帯より約10倍も透過量が高い電波です。
2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料です。(詳しくはコチラ)
プラチナバンドだと建物をすり抜けて電波が届くようですが、楽天の電波の周波数帯では障害物に遮断されてしまいます。
現在プラチナバンドは3大キャリアに握られています。
このことに対し楽天が総務省にプラチナバンド帯の再割当てを要望しています。
3大キャリアは今までの設備投資などを理由に猛反対していますが・・・
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【楽天モバイル】総務省へプラチナバンド再割り当てを要求
どうも@akirasiraです。 楽天モバイルを4月から使っています。 楽天ユーザーであればポイントも貯まるし、貯まったポイントも使えるし、何より安いという魅力があります。 しかし、使っ ...
このように楽天が持っている電波の周波数帯では、建物内やビル街にはとても弱いという特徴があります。
楽天回線のエリアがいくら広がろうと、電波の周波数帯に弱点があるのでつながらない場所ができてしまうのです。
楽天モバイルの打ち手は?
楽天モバイルは22日、「エリア展開に関する説明会」と題したメディア向けのオンライン会見を開催しました。
その中でいくつか電波がつながらない問題を解決する打ち手を発表しています。
つながりにくい場合に早急に対応
つながりにくい場合はチャットやメールなどで問い合わせを行うことができます。
そして、スマホやRakuten Casaという室内用の小型基地局の貸し出しで対応します。
スマホの貸し出しで電波が良くなる仕組みがよくわかりませんが、問い合わせをすることでなにかしらの対応をしてくれるということのようです。
ここについては営業の頑張り次第だろうなといったところ。
相当なお金と人を投入してサービス品質の向上に努めているようです。
また屋内や地下に電波を増幅できるレピーターという機器の設置や、移動基地局なども準備をしているそうです。
品質改善に対して楽天はかなり本気です。
実際にぼくも楽天リンクの不具合が出たときに問い合わせをしましたが、すぐにメールで返信がきました。
解決後もフォローのメールが来るなど、本気度を感じることができました。
まとめ
楽天モバイルは価格面での不満はありません。
しかしサービス品質は3大キャリアにはまだまだ及ばないといった印象を受けています。
最後発だからこそいまの最新技術を駆使して、品質を上げていこうとしていることが見受けられます。
実際に、職場の近辺(ビル街)での電波の状況は半年前に比べ格段に良くなっていると実感しています。
(それでもまだまだですが・・・・)
今後も楽天モバイルには積極的に投資をするようですし、ますますサービス品質の改善スピードが上がることに期待しております。
それでは!