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【楽天モバイル】JTOWERと資本連携で通信品質は上がるのか!?

どうも@akirasiraです。

4月から楽天モバイルアンリミットを使っています。

楽天モバイルは楽天ユーザーにとっては利用料金も安く、ポイントも貯まるという特典があり、毎月の固定費を抑えることができておすすめです。

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しかしまだまだ課題があります。その1つが「サービスエリアの拡大」です。

楽天は順次エリアを広げており、2021年夏には人口カバー率96%を達成する見込みでした。

しかし世界的な半導体不足により2021年度中と計画を後ろ倒しにしております。

 

そんな中で様々な取り組みを行い、3大キャリアに追いつこうとしています。

 

楽天モバイルとJTOWER、資本提携を実施

楽天モバイルとJTOWERが資本提携したとプレスリリースで発表されました。

楽天モバイルとJTOWER、資本提携を実施
- インフラシェアリングの活用促進で連携強化、ネットワーク整備を加速 -

楽天モバイルHPより

JTOWERとはどういう会社か

JTOWERとは通信設備を作っているインフラの会社です。

屋内、屋外のインフラシェアリングを主軸とした様々な関連サービスを展開しています。

JTOWERについて
(1)会社名:株式会社JTOWER
(2)所在地:東京都港区赤坂8-5-41
(3)代表取締役社長:田中 敦史
(4)事業内容:国内外における通信インフラシェアリング 等
(5)設立:2012年6月15日

 

地方エリアをカバーするタワーシェアリング、都市部を中心としたスマートポールなど新たな事業を立ち上げ、体制を強化していくようです。

 

連携することで通信サービスの品質が上がるか?

JTOWERの持っている技術を使い、4G並びに5Gに係るネットワークを整備します。

屋内外を対象に共用設備・共用タワーによるインフラシェアリングを推進し、より快適な通信環境の早期構築に向けて連携をするとのこと。

 

世界的な半導体不足もあり、人口カバー率の計画を後ろ倒しにしていますが、順次エリアを広げています。

 

 

楽天モバイルは2つのエリアがある

楽天モバイルには2つのエリアがあります。

この2つのエリアが自動で切り替わることで、日本中どこでも繋がります。

しかし、通信データ容量の無制限等は楽天回線エリアだけなので注意が必要です。

 

楽天回線エリア

楽天モバイルHPより

楽天回線エリアは今まさに楽天が基地局を作り広げているエリアのことです。

この楽天回線エリア内でのみデータ容量無制限です。

 

パートナー回線エリア

楽天モバイルHPより

楽天回線エリア以外はこのパートナー回線エリアに入ります。

auの基地局の電波を利用しています。

楽天回線がまだ利用できない地域は、このパートナー回線に切り替わることによって日本全国をカバーしているのですね。

 

パートナー回線は5GB以上は有料

容量制限が近くなるとメールが来ます。

ぼくは千葉に住んでおり、たまに出張などで千葉を離れるのですが、普通に使っていてもデータ残量のお知らせがきてびっくりしました。

 

 

今いるのはどのエリアかはアプリからチェック

ちなみに今いる場所がどっちのエリアでつながっているかはアプリから確認することができます。

 

楽天回線エリアでもパートナー回線につながる

楽天回線エリアに入っていると全て楽天回線につながるということではありません。

千葉市はほぼ楽天回線エリアですが、今月は合計で約6GB使っており、そのうちの4.7GBがパートナー回線につながっていました。

つまり約8割の時間、パートナー回線になっているということですね。

 

これは電波状況によって、楽天回線エリア内でもパートナー回線を利用した通信に切り替わるそうです。

 

楽天回線エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によってパートナー回線を利用する通信となる場合があります。

ー楽天モバイルHP

 

23の地域でパートナー回線から楽天回線エリアへ切り替わる

もともと2020年4月より順次パートナー回線のローミングが終了していました。

10月1日からは23の地域で回線が切り替わります。

 

ローミングはコストが高い

楽天モバイルがauのローミングをやめたい理由はずばり”コストが高い”ということです。

これは今夏の決算発表会の中で、三木谷社長も発言をしていました。

1GBで550円、5GB買うと2,750円です。

docomoのahamoは20GB2,970円ですから超割高と言えるでしょう。

 

 

楽天モバイル最大の弱点は”プラチナバンド”を持っていない

楽天モバイルの弱点の一つに”プラチナバンドを持っていない”ということが挙げられます。

プラチナバンドと楽天が持っている電波の周波数帯では透過量に10倍もの差があるのです。

 

 

2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料です。(詳しくはコチラ

プラチナバンドだと建物をすり抜けて電波が届くようですが、楽天の電波の周波数帯では障害物に遮断されてしまいます。

現在プラチナバンドは3大キャリアに握られています。

 

このことに対し楽天が総務省にプラチナバンド帯の再割当てを要望しています。

3大キャリアは今までの設備投資などを理由に猛反対していますが・・・

 

【楽天モバイル】総務省へプラチナバンド再割り当てを要求

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このように楽天が持っている電波の周波数帯では、建物内やビル街にはとても弱いという特徴があります。

 

楽天回線のエリアがいくら広がろうと、電波の周波数帯に弱点があるのでつながらない場所ができてしまうのです。

 

 

まとめ

楽天はプラチナバンドを持っていないため、楽天回線エリアが広がっても楽天の電波が届かないことが多々あります。

今回のJTOWERとの連携で、室内外のインフラシェアリングの技術を活かしてネットワーク整備を進めてほしいですね。

 

それでは!

 

 

 

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あきらしら

30代折り返し。三児の父。『気分よく生きる〜自分らしく個性を出せる生き方』がモットー。 自分の考えや興味の持ったことを発信したい、誰かの役に立ちたいと思いブログを開始。 好奇心の赴くまま自分が興味を持ったことを深堀し、記事にしています。 ブログは情報収集したものや考えをわかりやすくアウトプットする練習場所。

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