どうも@akirasiraです。
ぼくは4月から『楽天モバイル』に乗り換えました。
楽天ポイントが貯まるし料金も安くなりました。
しかし、いいことばかりではありません。
今回は回線についてお話したいと思います。
楽天モバイルは2つの回線でつながっている
楽天の回線は大きく2つです。
①楽天回線エリア
②パートナー回線エリア
この2つのエリアが自動で切り替わることで、日本中どこでも繋がります。
ご自身の住んでいる地区がどうなっているかはチェックしましょう。
楽天回線エリアなら高速で完全データ使い放題ですが、パートナー回線は違います。
楽天回線エリア
楽天回線エリアは今まさに楽天が基地局を作り広げているエリアのことです。
この楽天回線エリア内でのみデータ容量無制限です。
パートナー回線エリア
楽天回線エリア以外はこのパートナー回線エリアに入ります。
これはauの基地局の電波を利用しているエリアのことです。
パートナー回線エリアは順次終了され、楽天回線エリアに切り替わっていきます。
楽天回線がまだ利用できない地域は、このパートナー回線に切り替わることによって日本全国をカバーしているのですね。
パートナー回線エリアで5GBはすぐに使い切る
パートナー回線エリアは高速データ通信が5GB/月となっています。
楽天回線エリアは主要都市近辺であれば網羅されています。
ぼくが住んでいる千葉市であればほぼ楽天回線エリアのはずなのです。
ところが家ではパートナー回線につながっています。
今いるエリアがどっちのエリアでつながっているかは、アプリから確認できます。
千葉市で過ごしていたら5GBじゃ足りない
基本的に家ではWi-Fiを、仕事場でもWi-Fiにつながっているのでほとんど楽天モバイルで4GLTEを使っていません。
しかし、今月も通知がきました。
生活圏は楽天回線エリアのはずなのに・・・
今月は約6GB使っているようですが、そのうちの4.7GBがパートナー回線につながっているということになります。
つまり約8割の時間、パートナー回線になっているということですね。
これじゃあWi-Fiなしの生活はできないな。
高速通信するためには課金が必要
パートナー回線が5GBを超えると高速データ通信ができなくなります。
そして、高速通信するためには課金が必要です。
課金するのであれば3大キャリアと変わらないどころか割高になってしまいます。
docomoのahamoですら20GB2,970円ですから。。。
プラチナバンドじゃないから電波が届いていない
楽天モバイルの弱点の一つに”プラチナバンドを持っていない”ということが挙げられます。
プラチナバンドと楽天が持っている電波の周波数帯では透過量に10倍もの差があるのです。
2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料です。(詳しくはコチラ)
プラチナバンドだと建物をすり抜けて電波が届くようですが、楽天の電波の周波数帯では障害物に遮断されてしまいます。
現在プラチナバンドは3大キャリアに握られています。
このことに対し楽天が総務省にプラチナバンド帯の再割当てを要望しています。
3大キャリアは今までの設備投資などを理由に猛反対していますが・・・
このように楽天が持っている電波の周波数帯では、建物内やビル街にはとても弱いという特徴があります。
楽天のHPにも記載がありましたが、楽天モバイル回線エリアだけど電波が届かないからパートナー回線に切り替わっているようです。
楽天回線エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によってパートナー回線を利用する通信となる場合があります。
まとめ
楽天モバイルで料金は確実に安くなりました。
1年無料のキャンペーンで申し込みをしたので、基本的には来年の4月まで基本使用料はかかりません。
しかし、今では財布よりも重要になったスマホ。
スマホに電波が届かないとなるとそうとう不便になります。
また、通話が無料になる”楽天リンク”も不具合があり、サービスレベルはかなり低いと言わざるを得ません。
3大キャリアの寡占を崩してほしいという希望もあり、楽天モバイルを契約しましたが、日常レベルで不便なので一日でも早く改善してもらいたいなと思っています。
これからの楽天モバイルの動向に注目です。
それでは!