どうも@akirasiraです。
今年の4月からMNOの楽天モバイルに乗り換えました。
他社に比べて安く、楽天ユーザーにとってはポイントもお得にたまります。
実際に使ってみてわかったメリット・デメリットもあるので、しっかりと自分の住んでいる地区やライフスタイルと照らし合わせて乗り換えを検討しましょう。
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21年第2Qの決算が発表
8月11日に楽天が第2Qの決算を発表しました。
その中で楽天モバイルについての発表について見ていきたいと思います。
掲載している資料についてはすべて楽天HPより引用しています。
契約数は442万件
今回の決算発表の中で、初めて楽天モバイルの契約数が明らかになりました。
21年6月時点で442万件だそうです。
ちなみに21年6月末時点での3大キャリアの契約件数は以下の通り。
- ドコモ:8291万6500件
- au:6056万7200件
- ソフトバンク:4615万3200件
まだまだ数では3大キャリアが圧倒的なシェアを取っていますね。
契約数の伸びは楽天カード以上
楽天モバイルは3大キャリアに比べ、キャリアとしてデビューして日が浅いので、契約件数では見劣りしますが、契約者は急拡大しているそうです。
その勢いは楽天カードの4.8倍の速さだそうです。
楽天カードも一時めちゃくちゃCM打って拡大していた記憶があります。
年会費・入会金がかからず、ポイントがお得に貯まり、審査もゆるいときいたことがあります。
また、楽天モバイルとしてはほかキャリアと比べて、低価格で同品質というところを積極的にうたっていますね。
総合満足度も他のキャリアを抑えて第1位だそうです。
調査内容を見ると完全に月額料金の安さで評価を得ているようです。
楽天エコシステム(経済圏)でユーザーを囲い込む戦略
楽天はモバイル事業だけで利益をあげようという戦略ではありません。
楽天ポイントという共通通貨を用いて、様々なサービスをひとつなぎにし、ユーザーを囲い込むという戦略です。
表を見ても分かる通り、楽天モバイルユーザーが楽天市場や楽天カードなどの他のサービスを利用(クロスユース)している事がわかります。
これこそが楽天が狙っていること。
この楽天エコシステムに通信というインフラを結びつけることで強力なシナジー効果を生んでいるのです。
まだまだ赤字のモバイルセグメント
楽天モバイルの勢いはすごく、契約者を順調に伸ばしているように見えますがまだまだ赤字部門です。
営業損失が459億円出ています。
これは基地局の解説や、ローミング費用などが増加している影響だそうです。
世界的な半導体不足の影響で、この状況はまだ続きそうです。
まとめ
まだまだ3大キャリアと比べると契約者数には差があります。
しかし、契約数の増加や顧客の満足度は高いという発表でした。
実際に使ってみた感想を記事にまとめていますので、そちらも合わせて見ていただけるといいかなと思います。
まだまだモバイルだけで見ると赤字ですが、巨大な楽天エコシステムの中に取り組む入り口として、モバイル事業の役割はますます重要になってくるでしょう。
また通信というインフラは今後も影響力を増していきます。
楽天モバイルがキャリア参入したことで、寡占化されていた業界に健全な競争をもたらしてくれることを期待しています。
それでは!