どうも@akirasiraです。
4月から楽天モバイルアンリミットを使っています。
楽天モバイルは楽天ユーザーにとっては利用料金も安く、ポイントも貯まるという特典があり、毎月の固定費を抑えることができておすすめです。
基本使用料が1年無料や3ヶ月無料というキャンペーンで、契約者数を伸ばしていました。
そんな無料キャンペーンも2月8日で終了となります。
キャンペーン終了後に何かしらのテコ入れをするでしょうが、一定数は他社へ流出するのではと思っています。
プラン料金無料だから使っている人がかなり多いはず
ぼくも1年無料だから乗り換えました
この無料キャンペーンが終わった後に大移動が起こる予感
それくらい厳しい状況だと思います#楽天モバイル https://t.co/OGXvjJWAVD @ktai_watch— あきらしら@ブログ毎日更新280日突破 (@akirasira_com) January 25, 2022
楽天モバイルのメリット
楽天モバイルのメリットとして価格の安さと、国内通話がかけ放題があります。
価格は1年無料なので基本的には0円です。
また、楽天ポイントで支払いもできるので携帯料金はずっと0円で使用できています。
無料キャンペーンが終わっても、大手キャリアに比べるとかなり安い金額設定となっています。
固定費を下げることができているので大満足です。
楽天リンクとは、アプリを使うことで国内の通話が無料になるというものです。
iPhoneで着信ができないという致命的な不具合がありましたが、今は解決されています。
家ではWi-Fiを繋いでおり、外でデータ通信をバリバリ使わない人にはピッタリです。
楽天モバイルの課題
「サービスエリアの拡大」が楽天モバイルの喫緊の課題となっています。
楽天は2021年度中には、人口カバー率96%を達成する見込みでしたが、世界的な半導体不足により2022年度春に達成と計画を後ろ倒しにしております。
楽天回線エリアは随時拡大中
楽天モバイルは基地局の設置進めており、随時楽天回線エリアを拡大させています。
12月28日に楽天サービスエリアの更新では、41の市町村が追加されました。
更新されたエリアは楽天のサイトから確認ができます。
”現在””2022年2月末””2022年4月以降”のサービスエリアをみることができます。
ぱっと見た日本地図では、主要都市部はほぼ網羅されているように見えます。
白いところは山岳地帯が多いようです。
楽天モバイルは2つのエリアがある
楽天モバイルには2つのエリアがあります。
①楽天回線エリア
②パートナー回線エリア
この2つのエリアが自動で切り替わることで、日本中どこでも繋がります。
しかし、通信データ容量の無制限等は楽天回線エリアだけなので注意が必要です。
ご自身の住んでいる地区が楽天回線エリアの対象となっているかをチェックしましょう。
楽天回線エリア
楽天回線エリアは今まさに楽天が基地局を作り広げているエリアのことです。
この楽天回線エリア内でのみデータ容量無制限です。
順次広がっているようです。
パートナー回線エリア
楽天回線エリア以外はこのパートナー回線エリアに入ります。
これはauの基地局の電波を利用しているエリアのことです。
パートナー回線エリアは順次終了され、楽天回線エリアに切り替わっていきます。
楽天回線がまだ利用できない地域は、このパートナー回線に切り替わることによって日本全国をカバーしているのです。
しかし、このパートナー回線エリアでのデータ容量には5GBという制限があります。
容量制限が近くなるとメールが来ます。
ぼくは住まいも、仕事場も千葉市内なのですが、普通に使っていてもデータ残量のお知らせがきてびっくりしました。
ちなみに千葉市は完全に”楽天回線エリア”です。
今いるのはどのエリアかはアプリから
今いる場所がどっちのエリアでつながっているかは、my楽天モバイルアプリから確認することができます。
楽天回線エリアでもパートナー回線につながる
楽天回線エリアに入っているからといって、全て楽天回線につながるということではありません。
千葉市はほぼ楽天回線エリアですが、今月は合計で約6GB使っており、そのうちの4.7GBがパートナー回線につながっていました。
つまり約8割の時間、パートナー回線になっているということですね。
これは電波状況によって、楽天回線エリア内でもパートナー回線を利用した通信に切り替わるそうです。
楽天回線エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によってパートナー回線を利用する通信となる場合があります。
楽天回線エリア内でもパートナー回線に繋がる原因は?
楽天モバイルの弱点の一つに”プラチナバンドを持っていない”ということが挙げられます。
プラチナバンドとは、電波の周波数帯のことで、透過性に優れています。
つまり、室内やビル街などのでもつながりやすい電波のことです。
楽天はプラチナバンドを持っておらず、楽天が持っている電波の周波数帯とプラチナバンドでは透過量に10倍もの差があるのです。
2020年12月に総務省に楽天モバイルが提出した資料です。(詳しくはコチラ)
プラチナバンドだと建物をすり抜けて電波が届くようですが、楽天の電波の周波数帯では障害物に遮断されてしまいます。
現在プラチナバンドは3大キャリアに握られています。
このことに対し楽天が総務省にプラチナバンド帯の再割当てを要望しています。
3大キャリアは今までの設備投資などを理由に猛反対していますが・・・
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【楽天モバイル】総務省へプラチナバンド再割り当てを要求
どうも@akirasiraです。 楽天モバイルを4月から使っています。 楽天ユーザーであればポイントも貯まるし、貯まったポイントも使えるし、何より安いという魅力があります。 しかし、使っ ...
このように楽天が持っている電波の周波数帯では、建物内やビル街にはとても弱いという特徴があります。
楽天回線のエリアがいくら広がろうと、電波の周波数帯に弱点があるのでつながらない場所ができてしまい、結果パートナー回線に繋がってしまうのです。
まとめ
無料キャンペーンが終了することで、一定数のユーザーが乗り換えをするのではないかと予想しています。
楽天回線エリアも拡大され、最終的には自社の通信網で日本全国をカバーを目標としていますが、まだまだつながらないこともあります。
価格やサービス、楽天ポイントがユーザーには評価されていますが、通信品質の面での評価が3大キャリアに負けています。
生活インフラとして、3大キャリアに見劣りしない通信品質を提供することが必須でしょう。
通信品質については対応エリアの拡大よりも、プラチナバンドを持っていないことがかなり大きい問題です。
5G 回線エリアの拡大と合わせて、なんとかプラチナバンドの再割当てを実現させてほしいものです。