どうも@akirasiraです。
Amazonの会議って日本とは違う、すごい!ということを聞きました。
日本の会議は多くの人が参加するのに物事が決まらず、一言も喋らない人もたくさんいるというものです。
ぼくも体験したことがありますが、会議に出ていることが仕事になっているんですね。
世界でも最高峰の頭脳が集まるAmazonではどのように話し合いが進められ物事が決まるのか?とても気になりますよね。
Amazonの会議はやっぱりすごかった!
著者は佐藤将之さん。
この方、Amazonジャパンの立ち上げメンバーというすごい人。
そんな著者が実際にAmazonで働いて感じた日本とのギャップやすごさが書かれた本となっています。
自分がコントロールできる会議であれば実践できそうなノウハウもあるので、会議を活発に行いたい方や、効率的な仕事の進めたい方におすすめです。
顧客第一主義
Amazonは”顧客第一主義”を貫いています。
当たり前のことですが、ビジネスは顧客がおり、顧客が満足して商品やサービスを利用することで対価をいただいています。
それでは、今の会議はどれだけ”顧客”のためになっているでしょうか?
こう言われるとドキッとしますね。
社内の調整にばかり時間がかかり顧客のためにならないなんてことは往々にしてあるのではないでしょうか。
ぼくの社内ではありますね・・・笑
もちろんAmazonは世界トップの会社ですから、スーパースターが働いているということもあります。
もちろん個人の能力は大事だと思いますが、本書を読んで感じたことは”企業風土”の違いです。
『1ページャー』『6ページャー』
Amazonはパワポ禁止なのは有名な話です。
会議資料は2種類。”1ページ”か”6ページ”というルールです。
会議が増えるたびに資料作成に追われるなんてことは日常茶飯事ではないでしょうか。
資料作成が仕事の大半だという話しもよく聞きます。
そんな膨大な時間を割いている資料作成に関して、Amazonはバッサリです。
会議は何かを決める場であり、プロジェクトの成否を決めるのは”会議”なのです。
ワン・オン・ワンを増やせ
会議が減るとコミュニケーションが取れないと思いがちです。
Amazonでは会議ではなく”ワン・オン・ワン”を重視しています。
定期的に行うワン・オン・ワンの中で業務の進捗の確認だけでなく、私生活や相談事なども合わせて話し合われるのです。
毎週といかなくても月に一度はワン・オン・ワンをしてみると、部下のことがよくわかりチーム運営も円滑に進むのでおすすめです。
まとめ
Amazonで働く人はみんな超人的にできる人であることには間違いありません。
しかし、個人の能力だけでなく仕組みや風土がかなり重要だということが本書から読み取ることができました。
これは自分の周りでも起こっているな・・・という耳が痛い事例もたくさんです。
今一度本書を読んで、自分や自社のの仕事の進め方を見つめ直してみるのもいいかもしれません。
真似できるポイントもあるのでいい刺激になりました。