こんにちは!akirasiraです‼︎
今回は”働き方5.0”という本を紹介します!
作者は落合陽一さん!前回に引き続き登場です!
作者について落合陽一(おちあいよういち)1987年生まれ。メディアアーティスト。「現代の魔法使い」の異名を取り、今最も期待される研究者として様々な分野で活躍をしている。
2016年4月に出版された”これからの世界をつくる仲間たちへ”という本をベースに2020年6月にあらためて新書化されたものとなります。
ですので、新型コロナウィルスにより世界が激変した状況も踏まえて書かれております。
ホワイトカラーの職種はAIやコンピュータに取って替わられる。というわかっているようで、じゃあどうしたらいいの?という疑問に対し、ヒントとなることが書かれています。
実際に僕も本書を読み、コミュニケーションの重要性(特にwebでの)について気付き、自分も興味があり今後テクノロジーが発展しても替わらず求められるものではないかと思うようになりました。
決して「好きなことをして生きよう!」などの理想を語ったものではなく、作者らしいロジカルな発想で『人間がやるべきことの本質』について書かれている本です。
今後もテクノロジーの発展は止まらず、後戻りすることなく人々の生活に入り込んでくるでしょう。
また、奇しくも『新型コロナウィルス』によってテクノロジーを活用した生活や働き方が一気に浸透しました。
この生活や働き方は『新型コロナウィルス』が落ち着いた後でも、全てが前の生活・働き方に戻ることはないのでは?と思います。
では人間が人間として今後考えておかないといけないことはなにか?
それは、、、
システムになくて人間だけにあるものは「モチベーション」
今後、システムがシステムを作る時代になったとしても、システムで何をしたいか?という思いや作り上げたい未来を考えることは人間にしかできないのです。
そう、このモチベーションを持ち続けることで、人間はシステムを「使う」側でいられるというのです。
なるほどな〜っと。人間はいつまでもシステムを「使う」側なのが当たり前と思っていました。が、すでにシステムに「使われる」側になっている事象もあるのです。
例えば「ウーバー」です。日本の場合は白タクになるのでアメリカほどウーバーが盛んではありませんが、ウーバーイーツはよく見かけると思います。
最近では街中でウーバーのリュックを背負って自転車を漕いでいる人を見ることとも珍しくない光景となってきました。
注文から支払いまでスマホで完結。注文が配達員のスマホに飛んでいき、スマホの情報が示す通り人間が荷物を運ぶ。
人間がコンピュータの代わりに荷物を運んでいる。という発想です。
こう考えると、システムに人間が「使われる」時代ももうすぐ来るというのも想像ができますね。
本書では、「いずれコンピュータに人間は仕事が奪われるぞ!」と脅すだけの本ではありません。
では今からどうしたらいいか?どういう考えを持てばいいか?ということも書かれています。
「オンリーワン」で「ナンバーワン」になろう
難しいですね〜。しかもこの「オンリーワン」がいまの時代に価値があるものでないといけません。
ただ単に奇抜で何の役にも立たない物の「オンリーワン」「ナンバーワン」になっても意味がないのは言わずもがなですね。
作者は下記の5つの問いに対し、答えを言うことができるテーマなら価値があるものだと述べています。
5つの問い
- それによって誰が幸せになるのか。
- なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。
- 過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか。
- どこに行けばそれができるのか。
- 実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。
これら5つの問いに答えることができるテーマこそが、これからの時代で価値のあることであり、やるべきことなのです。
う〜ん。当たり前ですが、パッとはでてきませんね。この5つの視点で今後の仕事や自分の磨くべきスキルを考えてみようと思いました!
またオンリーワンになるためにはニッチを攻めないといけません。
ニッチすぎると対象者が少ないから儲からないんじゃ?との問いには下記のように答えています。
日本の1億人ではなく世界の70億人を相手にしよう
たしかにインターネットがこれだけ発展し、世界と繋がることが容易になった今では、世界の人たちを相手にするというのもあながち夢物語ではなくなっていますね。
色々と目から鱗なことが書いていますが、最も印象に残り、これから実践しようと思ったことが二つ。
”ゼネラリストを目指ざすのではなく、専門性を持つスペシャリストになる”
”自分の考えをロジカルに伝えることができる能力を身に付ける”
この二つの能力を身に付けるためにはどうすればよいか?を考えながら今後も頑張っていこうと思いました!!
コンピュータが社会のメインとなっても、人間にしかできないことは何か?を考えながら、確実に来る「その時」までに力を蓄えよう!!
本を読むのが苦手。時間がない。という方はamazonオーディブルというサービスがある。
1冊無料で聴くことができるので試してみるのもいいかも。
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