どうも@akirasiraです。
内定者と呼ばれていたのももう10年以上前ですが、今回読んだ本は”内定者への手紙”です。
この本はYouTubeで『ハック大学』さんが紹介されていたので読んでみました。
冒頭書いた通り、ぼくは内定者ではありませんが、社会人10年を越えても読んでおいた方がいいと感じました。
今回は第3巻は、ペインを探せ!ーなぜあなたの提案は通らないのか?ーです。
シリーズ5巻ですべてKindle Unlimited対象
内定者への手紙はシリーズで現在5巻まで出ています。
紙の書籍では販売しておらずKindleのみの販売となっており、1冊のボリュームは多くないのでサクッと読めちゃいます。
また全巻Kindle Unlimited対象となっています。
1巻:『仕事が遅い人』と呼ばれないための、10のチェックリスト
2巻:最強の文章化術ー『報告が下手』『わかりづらい』から脱却せよ
3巻:ペインを探せ!ーなぜあなたの提案は通らないのか?ー
4巻:リードザセルフ!ー自分の取り扱い説明書をつくろうー
5巻:ショートカットーできるの近道を見つけよー
著者は実業家であり作家の”北野唯我”さん。
『転職の思考法』『天才を殺す凡人』などのヒット作を産んでいる方です。
第3巻は明日からすぐ使える思考法!
第3巻は明日からすぐに使える思考法が満載です。
全社会人が読むべき要点がぎゅっと詰まっています。
内容を理解した上で、今後提案文書を作ると質が格段に上がると確信しています。
それくらい、今まで考えずに作ってきたなと。。。
仕事の上で文章を書かない日はないかと思います。
メールやチャット、提案文書や議事録などさまざまな文章を日々書いていると思います。
そんな文章にする力を上げることが、仕事のスピードを上げる最善の方法だと著者は主張しています。
とても共感できる内容がたくさん載っており、今からでも意識を変えて行動を変えるべきだと思いました。
1巻あたりのボリュームも多くないのでサクッと読めます。
が、心に残るワードがたくさん散りばめられており、内定者に限らず全てのビジネスマンが使える思考法が書かれています。
仕事の本質は「提案」と「実行」の2つしかない
仕事は「提案」と「実行」の2つしかないという本質を書いています。
たしかに、会議でのプレゼンや交渉は全て相手に自分の考えや思いを「提案」し行動してもらうことがゴールです。
この辺りは伊藤羊一さんの”1分で話せ”にも書かれていました。
提案の本質は相手がまだ気づいていないことです。
人間の感情に共通するのは”驚き”
人間には数十種類の感情があると言われていますが、細かく見ると一つだけ共通して発生している感情があります。
それは”驚き”です。
誰かの訃報を聞いた時に悲しいという感情が出る前に”驚き”の感情が現れます。
これは自分にとって想定外のことだから起こる感情かと思います。
提案のまとめ方は”目的→背景→提案→詳細
具体的な提案のまとめ方についても体系立てて書かれています。
ここだけでもこの本を読む価値は大いになると感じました。
ここは忘れないようにメモをし、今後は意識をして提案を組み立てていこうと思いました。
まとめ
内定者なんてとっくの昔の話だ、と思わずすべてのビジネスマンが読むべき一冊です。
仕事の本質は”提案”と”実行”
提案して相手に動いてもらうことが重要です。
そして提案は相手が気づいていない”ペイン”を探すこと。
提案する手順もしっかりと体系立てて書かれているので再現性があり、明日からすぐに実践できる内容です。
個人的にはこの3巻が一番すぐに使える内容だと感じました。
サクッと読める本書で、明日からの思考と行動を変え”提案が通る”ビジネスマンへと変身しよう!