どうも@akirasiraです。
今回は『チェイサーゲーム』が面白かったのでご紹介します。
こちらは”Kindle Unlimited”対象です。
実在するゲーム会社がモデル
舞台は福岡にある”サイバーコネクトツー”というゲーム開発会社が舞台。
原作者は”サイバーコネクトツー”の代表取締役である松本洋。
そして漫画はサイバーコネクトツーに所属をしている漫画家松島幸太朗。
原作者の松本さんは実名で漫画にも登場します。
実際のキャラは知りませんが、漫画の中ではめちゃくちゃキャラが立っています。ラスボスの雰囲気です(笑)
4部構成、全7巻なので一気読みできる
主人公はサイバーコネクトツーの社員で、3Dアニメーターの”龍也”。
第1部から4部まで続きます。
第1部は『背徳の掟編』。
龍也がシニアに昇給したところから始まります。
プレイングマネージャーとして部下の管理をしつつ自分の仕事もしないといけない立場となり、苦労が描かれています。
第2部は『夢幻の心臓編』。
龍也の過去の話しです。
タツヤとユーキを中心に物語が進みます。
龍也がなぜサイバーコネクトツーに入ったのか?第1部ではみられなかった龍也の人間性が垣間見えます。
友情や青春要素が多く、こんな仲間に囲まれた学生生活もいいな〜って思えます。
第3部は『罪と罰』編。
第1章が2015年で、第3章が2017年です。
ゲーム会社の退職理由で一番多いのが”人間関係”。しかも圧倒的に多いそうです。
ゲーム会社といえば、長時間労働や劣悪な職場環境、徹夜や休日なしも当たり前のイメージがありますが、今はかなり改善されているそうです。
退職の一番の理由が人間関係というのはどこの業界も同じですね。
第4部は『闇の反逆軍団』編。
また龍也の過去編です。
龍也は実は孤児で、どのように育てられてきたのかが描かれています。
第2部よりさらに過去の話ですね。
各話の最後にはデバックルームとして各話の裏話や政策秘話なども収録。
ゲーム開発業界ってこんなんなんだ〜っと結構勉強になります。
そして巻末には業界人・著名人の感想集が載っています。
『NARUTO』の岸本先生のコメントもありました。
これはサイバーコネクトツーがNARUTOのゲームを作っているから関係性があるのでしょうか。
来年1月に最終巻の発売決定!
2022年1月18日に最終巻である第7巻が発売決定しました。
最終巻は大ボリュームの296ページ。
通常よりも50ページほどボリュームアップです。
どのような結末になるのか楽しみですね。