どうも@akirasiraです。
ぼくは文章を書くのが苦手ではありませんが、まだまだ勉強が必要だと感じています。
毎日だれかとLINEはしますし、仕事にしてもメールやチャットでやりとりをします。
そんなときに、自分の意図をちゃんと伝えることはもちろんのこと、ぼくの文章を受け取って行動が変わればすごいことだと思いませんか?
今回は、人を操ることができる文章術を学ぶことができる本を紹介します。
文章は相手の行動を変えることが目的
文章を書く目的はなんでしょうか?
自分の考えをまとめる、相手に自分の思いを伝える、自分の思考を共有し共通認識を持つなどなど、いろいろと思い浮かぶかもしれません。
しかし、本書では文章を書く目的は”相手を行動へ導いてこそ、初めて存在価値がある”と書かれています。
たしかに、相手に依頼をしたり自分の考えを伝えて相手に動いてほしいということはあります。
また、相手に考え方を変えてほしいと思うときもあります。
このように、相手の行動を変えることが文章を書くことの目的なのです。
相手に想像させる
ではどうすれば相手に行動を変えてもらえるのでしょうか。
それは相手に想像させることです。
相手が想像をするようなワードを入れることで、勝手に読み手が想像を始めるのです。
たしかにうまい文章はグイグイ引き込まれるような力があります。
ただ単に理屈を並べられるよりも、感情に訴えかけてくる文章のほうが最後まで読みたいとも思いますよね。
たとえば、書きすぎないこともそうですし、相手のことを考えながら文章を書くということも大切なことです。
このように本書では具体的な手法を紹介してくれています。
行動を変えるためには相手の心を揺さぶれ
相手の行動を変えるためにはパワーが必要です。
それは相手の心や感情を揺さぶること。
そうすることで人は自分ごととして受け入れるようになりますし、行動を変えようとも思うのです。
人は”論理”ではなく”感情”で生きています。
この感情にいかに訴えかけることができるかが大事になってくるのです。
テンプレートも用意されている
本書のいいところはただ単に文章に対する考え方を示しているだけでなく、実際に真似をして書けばそれなりな文章が書けるテンプレートや例文が用意されています。
このように、即実践に使える技を身につけることができるようになっています。
文章は文字だけに注意すればいい
直接コミュニケーションをする場合、話しをしている内容以外にもたくさんのことに気を使わなければなりません。
たとえば自分の外見が与える印象もそうですし、身振り手振りや声のトーンや間のとり方などです。
こういったこと全てに気を使うのは大変スキルが必要ですが、文章は”文字だけ”に注意をすればいいのです。
逆に文字だけでしか勝負ができないということなので、誤解されたり間違ったニュアンスで伝わるリスクもあります。
シンプルだからこそ奥が深いのですね。
まとめ
作者であるDaiGoさんは小学生から中学生までいじめられていたそうです。
なので、勉強をして理論的に人を動かす方法を学んだそうです。
ここはとても説得力があることです。
もともとの才能があり、どんな人とでも仲良くなれるような人が書いたものだと自分に当てはまらないことが多いのです。
しかし、コミュニケーションという面では、もともと苦手で人一倍努力をした作者だからこそ、みんなに受け入れられる内容となっています。
個人の発信がSNSなどで簡単にできるようになった時代。
よく炎上などのニュースを見ますが、自分の考えをまとめ、相手のことを考えて発言や文章を書く必要がますます重要になってきていると思います。
ぼくもこのブログを通じ、自分が学んだことや考えを発信する”練習”を毎日していますが、言葉は奥が深く一生勉強しないといけないと感じています。
本書を読んで、明日からのLINEやメールの書き方を変えてみようと決心しました。