どうも@akirasiraです。
最近はマンガを読むことをブログでもおすすめしています。
マンガの神様と言えば”手塚治虫”でしょう。
でも正直、どんな人か知らないんですよね。
手塚作品も読んだことないしアニメも見たことないし。
そんなわけで、手塚治虫がどんな人なのか?なぜマンガの神様と呼ばれるようになったのかをマンガで勉強できる本をご紹介します。
手塚治虫ってやっぱりすごい!
手塚治虫と言えば”マンガの神様”と呼ばれているほど有名な方ですよね。
「鉄腕アトム」「どろろ」「ジャングル大帝」そして「ブラックジャック」
どれも一度は見たことがある作品です。
そんな手塚治虫ですが、じつは「ブラックジャック」を連載した当時は崖っぷちの状況だったのです。
アニメ制作の夢
手塚治虫はウォルト・ディズニーにあこがれており、アニメを制作することを夢見ていました。
しかし、そのアニメ制作がきっかけで虫プロダクションは倒産してしまうのです。
手塚治虫のこだわりが強すぎ現場は疲弊、また制作費の多くはマンガの売上収益からおぎなわれていたのでした。
そんな崖っぷちな状況で「ブラックジャック」の連載がスタートするのです。
そして、この「ブラックジャック」が大ヒットし、「火の鳥」や「ブッダ」といった超名作につながるのです。
手塚治虫の人生がマンガのように波乱万丈だったんですね。
様々な角度から手塚治虫を深堀り
今回おすすめするマンガは”ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~”です。
この本は元アシスタントや編集者、さらには大物漫画家に至るまで幅広い人物に取材を行い、手塚治虫という人物を浮き彫りにしているマンガです。
マンガの神様と言われた手塚治虫ですが、とても人間臭い人で、マンガ創りに掛けた真摯な思いや、周りのスタッフや出版社の奮闘などが丁寧に書かれています。
全5巻ですが、とても内容が濃く一気に読んでしまいますよ。
マンガが好きなら絶対読んでほしい
マンガ家ってとても締め切りに追われ、壮絶な生活を送っているイメージをお持ちの方も多いと思います。
この辺は「バクマン。」を読んだら結構イメージつきますよ。
しかし手塚治虫はその10倍は壮絶です。
時代もあるのかもしれませんが、本当にこんな人が存在していたのか?と思えるほど凄まじい。
見知らぬ人に原稿を預け、出版社に持っていってもらうなど破天荒ぶりが垣間見えます。
しかも、手塚本人は悪気がまったくない。
本当に無邪気なマンガが大好きな子どもという感じ。
神様とは才能だけではなく、突き抜けた「好き」という感情をただひたすらに情熱に乗せ、魂を込め形にしているのだなということを思い知らされました。
いつも彼の人生の中心にはマンガがあり、死ぬまでマンガを書き続けた男の物語を垣間見えるいい作品となっています。
個人的にはこんなにハチャメチャな手塚治虫が、どうやって家族を持ったのかが気になりました。