どうも@akirasiraです。
お恥ずかしながら、学生時代勉強をほとんどしてこなかったことのつけが回ってきたなと思う今日このごろ。
もっと勉強しときゃよかったな~って今になって気づくことが多くあります。
その中に、「歴史」と「政治」があります。
ただの暗記としてではなく、もっと本質を理解したら勉強って楽しかったんだろうなと。
特に「政治」に関して言うと、国政選挙の投票率が年々落ちてきている通り、政治に対しての教育が足りていないのだろうなと感じています。
もちろん、自分含め、自ら関わりを持とうとしなかったことが一番の問題ではありますが。。
政治っていろいろな思想があったり、難しいというイメージがあり人と話す機会もほとんどなかったんですよね。
お金と政治の話ってどこかタブーのような空気感があり、自分も無頓着だったなと反省。
歴史を知っていることは大人としての教養だ
そもそも勉強嫌いで、歴史のことも政治のこともほとんどわかっていない世間知らずなぼくが、なぜこのタイミングで学ぼうと思ったのかを説明します。
社会人になり、もうすぐ40代も見えてくるという年代になったものの、教養が足りていないなと感じることが多くなりました。
それは親や、自分より上の世代の方と話をしていると特に感じることで、圧倒的に歴史や社会の仕組みや成り立ちを知らないと思うことが多かったのです。
新しい技術や取り組みなどはキラキラしているので、ネットニュースなどで情報を自然と入手しています。
またガジェット含めなんでも試したり調べたりするので、比較的そのあたりの情報について強いほうだと思っています。
しかし、昔起こったできごとや、今の日本社会の成り立ちについて深く考えたこともなく、当たり前にそこにあると受け入れているなと思ったのです。
たとえば、法律について議論する場は国会で、今の与党は自民党です。
では自民党と野党の違いは?それぞれの党の成り立ちは?〇〇派ってなんのこと?
その他にもいっぱいありますが、自分が暮らす上でのルールである法律のことや政治のことを何もしらずに過ごしてきたなと反省しました。
歴史を知ることは今あるものの成り立ちを知ること。
それが教養なのではないかなと思い、勉強したいと思ったのです。
とはいえ今まで勉強してこなかった人間が、いきなり難しい内容の本を買っても理解できるわけがありません。
わかりやすく歴史と政治を学ぶということができそうな本を選びました。
改めて日本の戦後政治史を学ぶ
1945年の終戦からではなく、少しさかのぼり1941年の大西洋憲章から説明が始まります。
正直、このあたり全く覚えていない内容でした。
日本が戦争に負け、アメリカが統治し日本国憲法ができたというところはなんとなくわかっていたのですが、
憲法改正や米軍基地の問題など、なんでこんなに話がこじれているのか?の本質を理解していませんでした。
本書では、歴代首相とその時あったトピックを簡潔に、イラストや表を使って書いてくれています。
政治の話以外にも、高度経済成長時代に起きた公害問題なども取り扱っており、
「あ~小学生のときになんとなく習ったな~、イタイイタイ病って授業で聞いたな~」って今更ながら学ぶことができました。
対米従属派と独自路線派の考え方など、今の日本でも起こっていることの発端はここからなのかとわかりました。
なぜバブルが生まれ崩壊したか?アメリカと日本の経済の関係などなど。
このあたり、今勉強するとすごいおもしろいです。
最終章では2018年までのことが載っており、アベノミクスの説明などもありました。
内容としてはかなりうす〜く大きなトピックを拾っていると思います。
しかし、歴史の勉強をしてこなかった人間にとっては”ちょうどいいボリューム”です。
まとめ
最後はガンディーの言葉を日本に置き換えてこう締めています。
アメリカが、君たちの国に居続けているのではない
君たちが、日本を与えたのです
君たちが、彼らを、居続けさせているのです
この言葉はガンディーがイギリスの植民地支配の隠れた真実に気づいたときの言葉だそうです。
なぜアメリカと関係が切れないのか?なぜ今でも米軍基地が沖縄にたくさんあるのか?
このあたりは恥ずかしいくらいまったく知らなかったので、とても勉強になりました。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
オットー・フォン・ビスマルク
いい言葉ですね。
これからは経験からではなく歴史を勉強しようと思います。
子どもには勉強が楽しいものだと思ってほしいな〜。