
きっと緊張してたり、全てが新鮮でやる気に満ち溢れて、毎日一生懸命に働いていたと思います。
その人はどんな人だったでしょうか?
今ではできることも増え、部下もできました。
あの時思い描いていた先輩社員のように自分はなれたのだろうか?
そんなことも考えることもなく、ただただ毎日が忙しくすぎていく。
野口 吉昭(のぐち よしあき)。コンサルティング会社である株式会社HRインスティテゥートの代表で、他にも問題解決・マーケティング思考などなど多数の書籍を出されていますね。
あの人と仕事がしたい!と言われる人ってどんな人だろう
自分はどうか?自分のチームはどうか?どうなりたいか?ということを考えさせられました。
まずは夢とビジョンについて自分の中でも考えてみて、チームのみんなと一緒に話し合ってみようと思います。
そもそも夢とビジョンって何が違うの?という思った方もご安心を。
丁寧に説明がされており、それぞれの必要な要素もしっかり説明がされているので自信を持って夢とビジョンを語ることができるようになります。
本の中で今のままでは日本企業や個人は通用しなくなり、常に新しい情報をインプットし、みんなに想いを伝えることが必要と書かれています。
時代の変化がとても早い今、頭ではなんとなくはわかってはいるけれどどう思考を変え行動に移したら良いか?ヒントがたくさん書かれている本だと思います。
新型コロナウィルスや天災など予測できないことが起こる世の中で何を大切な軸とするか?ここを考えると行動に繋がります。
みなさんは自分が普段どれだけ「やりたいこと」へ時間を使っていますか?
ぼくは「やらないといけないこと」ばかり時間を割いていたな~と反省しました。
やらないことよりもやりたいことに時間を割くように意識をしよう。
リーダーにはみんななれるの?
リーダーってどんな役割があるのでしょうか。
またどういう人が向いているのか?自分はリーダーになれるのか?と考えたことありませんか。
自分はリーダーになれないと思わないでください。
リーダーとは生まれ持った才能がないとなれないものではなく、後天的にも能力や技術を身に着けることにより、良いリーダーになることができるのです。
リーダーが楽しくないとチームは続かない
この言葉が一番心に残りました。なにごともそうだと思いますが、楽しそうにやっている人はキラキラしているし、そんな人についていきたいと思うのはみんな一緒ではないでしょうか。
逆にリーダーがネガティブでいつもイライラしていると部下の気持ちは離れていきますし、チームとしても暗くネガティブ思考に陥ってしまいます。
自分に余裕がないと人のことなんて気にしてられないよな~っと思います。
そして、リーダーは夢を持ち、ビジョンを語る必要があります。
マイクロソフトのビル・ゲイツも定期的に山籠りをし、時間を作っているそうです。
机に座っているだけではいいリーダーにはなれないのですね。
現代のリーダーは何を求められているのか?
求められるリーダー像は時代によって変わるそうです。
ちなみに下のようなことが書かれていました。
1990年代:社会構造を変革しうる強いリーダーシップ
1990年代後半:リーダーシップレス組織
2000年代:企業変革、市場変革を実現する変換型リーダー
2010年代以降:グローバル価値創造型リーダー
さて、2020年代はどのようなリーダーが求められているんでしょうか?
著者はマネジメントシップよりもビジョンシップが重要な時代へ突入したと述べています。つまり、夢とビジョンを具現化することができるリーダーが必要ということ。
新入社員のころを思い出せ
新入社員のころは夢に溢れ、こうなりたい!こうしたい!という気持ちが誰にでもあったかと思います。
10数年前は毎日が刺激的で頑張って仕事に向き合っていたな~と思い出しました。
しかし、世間の荒波にもまれ、現実を知ることでだんだんと夢やビジョンについて考えたり、話あったりする機会がなくなってきていませんか?
もう一度、自分の夢とビジョンを考えてみて、まずは同僚や後輩、他業種の友達などと話をしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
夢やビジョンってなんだっけ?そんなことここ何年も考えてないな~って思い当たる方はぜひ、読んでみてください。
きっと思考が変わり行動が変わるはず。
本を読むのが苦手。時間がない。という方はamazonオーディブルというサービスがある。
1冊無料で聴くことができるので試してみるのもいいかも。